トップメッセージ

 1977年の創業以来、多くのお客様と業者様とのご縁を頂き、私ども丸友開発株式会社は、一日一日小さな一歩をここまで積み重ねることが出来ました。おかげさまで、今では静岡県内のみならず北海道から九州までお声がけを頂けるようになり、70名の社員とグループ総勢200名を代表いたしまして、心より御礼申し上げます。
 弊社は解体業を主体として、そこから建築、土木、塗装・防水、リフォーム、土壌汚染対策の一連の工事から土地・建物取引まで、自社にて一貫して行えますよう努力を重ねてまいりました。様々なニーズにお応えできますよう一級建築士、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士、一級管工事施工管理技士、一級造園施工管理技士、一級建設機械施工技士、解体工事施工技士、宅地建物取引士等の専門有資格者をそろえアスベスト、ダイオキシンはもちろんフロンガス、 PCB (高圧変圧器・高圧コンデンサー・安定器)、ハロン化合物(消火器)、水銀(蛍光灯)といった有害物質除去のための専門スタッフも揃え、万全の体制を整えております。また、静岡県西部地区に2ヶ所の中間処理施設(がれき類、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず)も備え資源として再利用できるものは積極的に自社にて再資源化するよう取り組んでおります。
 2004年ISO14001を取得し、解体工事業者としては業界に先駆ける形で環境問題への取り組みをはじめました。また2006年にISO9001を取得し、品質管理に早くから取り組むことが出来ました。どちらも皆様より頂戴いたしましたご縁の中でその必要性を痛感したからこそで、今では我が社の当たり前として定着しております。
 さらに、これからの「当たり前」となるべき弊社を支える独自の工法と、新しい技術の導入についてご紹介させて頂きます。
 まず2020年4月、弊社は「ジェットクリーンMK工法」を広く関係者の皆様にお披露目いたしました。この工法は水のみでアスベストを含んだ外壁塗材を撤去できるものです。水を噴射しながら水圧を利用して塗材を剥離し、同時に吸引も行うためアスベストは飛散しません。吸引した水はフィルターにて濾過し、透明度は水道水以上のきれいな水に戻します。
 二つ目は「杭抜き工法」です。元の建物と地盤をつないでいた杭を、ショベル用油圧オーガーにケーシングを装着して抜きます。オーガーケーシング工法は他の工法に比べ騒音と振動が軽減でき、これにより周辺の既存建造物への影響を最小限に押さえ、かつ工期の短縮が可能となりました。
 加えて土木工事、土工事にはICT建機を導入致しました。これまで専門技術者の手に委ねるしかなかった作業や、危険を伴う作業に対して最新機器の力を借りることができるようになり、今まで以上に効率的かつ安全に作業を進めてゆけます。
 弊社はテレビコマーシャル等の広報活動も積極的に行っております。より多くの皆様に、まず弊社の名前を耳にして頂き、さらに記憶に留めて頂けたら、との思いからです。知って頂くことで裾野を広げ真摯に「安全・安心・高品質・工期厳守・低価格」を徹底してまいります。おかげさまをもちまして全国からお声を掛けて頂く様になり、北海道から九州まで解体工事はもちろん建築工事、土木工事、土壌汚染対策工事など、様々な工事実績を積んでまいりました。
 一日一日の一歩は決していきなり大きくなったりはしません。だからこそ日々前進あるのみです。  進めるなら可能なだけ限界まで進む。社員一丸となりまして、日本中で丸友のロゴマークのついたシートや、作業中のロングブームを遠くからでも眺めて頂けることを目標に、これからも前を向き進めるぎりぎりまで、全力で進んでまいります。
 地元で創業し育てて頂いた弊社は、人が過ごした様々な思いの詰まった場所を解体し、再び人が過ごす新しい場所を作るのが仕事です。新しい技術が、弊社にも御施主様にも作業現場周辺の皆様にも、すべての人にとりましてよいものとなりますよう、まだまだ道半ばではございますが日々小さな一歩をさらに重ねてまいりたいと思っております。

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